automax

国内唯一 車両基礎特性測定装置(K&Cテスター)
受託試験-MBD精度向上のための測定-

※2021年10月現在

- 用途 -

サスペンション及びステアリング系のパラメータ測定

各種車両シミュレーションソフトへの入力データを取得

- 対応シミュレーションソフト -

■Carsim ■Carmaker ■VI-CarRealTime

※上記以外のシミュレーションソフトにも対応いたします

サスペンションのジオメトリ変化の測定

サスペンション剛性特性の測定

測定項目

  • タイヤ接地面4分力上下力・左右力・前後力
    アライニングトルク
  • ホイールアライメント
    変化
    キャンバー角・キャスター角・トー角
    上下変位・左右変位・前後変位
  • タイヤ接地面変位上下変位・左右変位・前後変位
    アライニング角度
  • ステアリング操舵角度
    操舵トルク

特徴と優位性

  • 国内唯一の車両基礎特性測定受託試験
  • 荷重ゼロサーボによる正確なアライメント変化の再現
  • 荷重ゼロサーボを可能にする低クロストーク荷重計測
  • 最新の電動アクチュエータの採用
  • 測定データは車両シミュレーションソフトに読込み可能

試験内容

  • 1.上下変位入力(同相)
  • 2.上下変位入力(逆相)
  • 3.左右荷重入力
  • 4.前後荷重入力
  • 5.回転トルク入力(同方向)
  • 6.回転トルク入力(逆方向)
  • 7.ステアリング入力
測定対象車両
  • - ホイールベース1,900~3,500 mm
  • - トレッド1,200~1,750 mm
  • - 車重2,500 kg (最大)

測定の流れ

  • STEP01諸元情報入力
  • STEP02車両搭載
  • STEP03車両傾き調整
  • STEP04車両固定
  • STEP05 ステアリングロボット、ブレーキ装置装着
  • STEP06車体変位計取り付け
  • STEP07試験条件出し
  • STEP08試験実施(フロント輪)
  • STEP09車両反転(フロント⇒リア)
  • STEP10リア固定
  • STEP11STEP03~08を実施
  • STEP12測定データ出力・車両降車
ご提供データ形式
  • - 車両シミュレーションソフト読み込み用データ(1種類)
  • - 各試験での時系列データCSV形式
  • - 上記のデータをDVDで提供
  • - 測定報告書
※現在サポートしているシミュレーションソフトウェアは、CarSim, CarMaker, VI-CarRealTimeです。(2つ以上の場合はオプションになります)
オプション
  • - 個別試験パターンに対応可能
  • - 弊社にてレンタカーの手配及び測定
  • - シミュレーションソフト用データ2種類以上
  • - 重心高慣性モーメント受託試験

2022年4月より弊社アドバイザーに就任いただいた
野崎名誉教授からのコメント

オートマックスのK&C試験装置は、1980年に始まる長い歴史を跨いで、高度な技術力を誇る試験装置です。国内のすべての自動車メーカー様に導入され、多くのシャシー開発者の方々に活用されています。そして、当社のK&C受託試験は、電動化され制御精度が向上した試験機を用いて、業界をリードする種々のオリジナル試験メニューにも対応できます。実車から精密に取得されたK&Cデータにより、線形領域から限界コーナリングの非線形領域に至る迄、実車の運動を正確にシミュレートすることができるようになります。

オートマックス株式会社
シャシー試験技術名誉アドバイザー

工学博士 野崎博路

※著書「サスチューニングの理論と実際」

カタログ

電話番号 (03) 3960-9001 営業課 受付時間:9:00〜17:15(月〜金)
メール request@automax.co.jp